- 教材を渡しても、購入者が実践の途中で止まってしまう
- 個別サポートを作りたいが、何をどこまで提供すればいいか分からない
- 質問対応が際限なく広がり、自分の時間が足りなくなりそう
- 面談の回数や期間、価格をどう決めればいいか迷っている
教材やテンプレートだけでは、どうしても実践の途中で止まってしまう人がいます。
自分の状況にどう当てはめればいいのか分からない。一人では判断に迷う。そんな人に向けて用意するのが、個別サポートです。
僕が月商100万円に届いたときの商品も、20万円の個別サポートでした。
アンケートや相談で「仕事終わりで時間がない」「集客を仕組みにしたい」という悩みを確認し、発信の方向、集客、収益化までを一人ひとりに合わせて設計する内容にしました。
ただし、個別サポートは、提供する範囲を決めずに始めると、自分の時間がいくらあっても足りなくなります。
受講者にとっても、何をどこまで支援してもらえるのかが分からず、不安が残ります。
この記事の結論個別サポートは、受講者のゴールと期間を先に決め、面談・質問・添削などの提供範囲と回数を明確にしてから作ります。全員に共通する説明は教材やテンプレートに任せ、自分の時間は一人ひとりの判断が必要な部分に使うと、無理なく続けられます。
- 個別サポートと教材の違い
- 個別サポートが向いている悩み
- 作る前に決めておきたい6つの項目
- 個別サポートの進め方の例
- 個別サポートを作る5ステップ
- 無理なく続けるための工夫と注意点
個別サポートとは?教材との違い
個別サポートとは、受講者一人ひとりの状況に合わせて、面談や質問対応、添削などで実践を支える商品です。
コンサルティングやコーチングと呼ばれることもあります。
| 比較項目 | 教材・テンプレート | 個別サポート |
|---|---|---|
| 提供するもの | 全員に共通する手順や考え方 | 一人ひとりの状況に合わせた判断と助言 |
| 向いている人 | 自分で読んで進められる人 | 自分の場合にどう当てはめるかで迷う人 |
| 対応できる人数 | 同時に多くの人へ届けられる | 自分の時間に合わせて人数が限られる |
| 価格 | 手に取りやすい価格になりやすい | 支援の時間と範囲に合わせて高くなりやすい |
個別サポートは、フロントエンドの教材で関係ができた人に向けた、バックエンドの商品として用意することが多い商品です。
商品全体の組み立て方はこちらフロントエンド商品とバックエンド商品とは?コンテンツ販売の商品設計と作る順番個別サポートが向いている悩み
- 自分の状況への当てはめ方が分からないやり方は理解しても、自分の経験や商品にどう使えばいいかで止まる悩み。
- 判断の基準が必要な悩み複数の選択肢から、どれを選ぶべきかを一人で決められない悩み。
- 作ったものへの意見がほしい悩み投稿、販売ページ、商品の内容などを、第三者の目で確かめたい悩み。
- 一人では続けにくい悩み期限や面談があることで、実践を続けられるようになる悩み。
反対に、手順を知るだけで解決する悩みは、教材で十分な場合もあります。
「一人ひとりの判断が必要かどうか」が、個別サポートにするかどうかの分かれ目です。
個別サポートを作る前に決めておきたい6つの項目
| 項目 | 決めること |
|---|---|
| 1.ゴール | サポートを終えたとき、受講者が何を完成させ、どんな状態になっているか |
| 2.期間 | サポートを行う期間(〇か月など)と、開始と終了の区切り |
| 3.面談 | オンライン面談の回数、1回の時間、日程の決め方 |
| 4.質問対応 | チャットやメールで受け付ける範囲、回数、返信までの目安 |
| 5.添削・フィードバック | 何を、何回まで確認するか(販売ページ、投稿、商品案など) |
| 6.人数の上限 | 同時に支援できる人数と、募集する人数 |
特にゴールと期間は、最初に決めておくことが大切です。
終わりが決まっていないサポートは、受講者にとっても販売者にとっても、どこまで続けばいいのかが分からなくなります。
個別サポートの進め方の例
たとえば、「発信から商品販売までの流れを作る」ことをゴールにした場合、次のような進め方が考えられます。
- 初回面談で現状と目標を聞き取る
- 受講者ごとの計画を一緒に決める
- 教材を使いながら実践し、面談で進み具合を確認する
- 作った投稿や販売ページを添削する
- 最終面談で振り返り、終了後の進め方を決める
全員に共通する手順は教材で学んでもらい、面談ではその人の状況に合わせた判断に時間を使います。
こうすることで、面談の時間を有効に使え、一人ひとりへの支援も深くなります。
個別サポートを作る5ステップ
読者が一人では越えられない壁を確かめる
アンケートや相談、教材の購入者から届いた質問をもとに、読者がどこで止まっているかを確かめます。
「一人では判断できない」「作ったものを見てほしい」という声が多い部分が、個別サポートで扱うテーマです。
サポートのゴールを一文にする
「〇か月で、発信から商品販売までの流れを一つ完成させる」のように、終わったときの状態を一文で決めます。
「稼げるようになる」のような、結果を約束する表現は避けます。
提供範囲と回数を決める
6つの項目をもとに、面談の回数、質問対応の範囲、添削の回数、期間を決めます。
自分が無理なく続けられる量から考えてください。
少人数で試す
最初から大人数を募集せず、数名で試します。
実際に支援してみると、必要な面談の回数や、よく届く質問が見えてきます。
共通する部分を教材やテンプレートにする
何人にも同じ説明をしている部分は、動画やテンプレートにまとめます。
共通部分を教材に任せることで、面談は一人ひとりの判断に集中でき、支援の質が上がります。
個別サポートを無理なく続ける4つの工夫
- 人数の上限を決める:自分が一人ひとりに向き合える人数を超えて募集しないようにします。
- 返信の目安を伝える:「〇営業日以内に返信」のように決めておくと、受講者も安心して待てます。
- 範囲外の相談の伝え方を決める:サポートの範囲外の相談には、「今回のサポートでは扱っていない」と丁寧に伝えます。
- よくある質問を教材に戻す:同じ質問が続く部分は、説明を追加して、次の受講者が迷わないようにします。
約束した支援を、責任を持って届けるための準備です。
価格の決め方と案内の仕方
価格は、支援の時間と範囲から考える
個別サポートは、自分の時間を使って提供する商品です。
面談や添削にかかる時間、期間、同時に支援できる人数から、責任を持って続けられる価格を考えます。
案内する前に、合うかどうかを一緒に確認する
個別サポートは価格が高くなりやすいため、全員に案内するのではなく、相談で状況を聞き、合う人にだけ提案する形がおすすめです。
僕も、LINEで相談を受け、発信の方向から収益化までの個別設計が必要な人にだけ提案していました。
個別サポートを販売するときの注意点
- サポートのゴールは「支援する内容」として示し、収入などの結果を保証しない
- 期間、面談の回数、質問対応の範囲、返信の目安を、申し込み前に明記する
- 途中でやめる場合の扱いや、返金の条件を、申し込み前に明記する
- 面談で知った受講者の情報は、本人の同意なく外に出さない
個別サポートをインターネットで申し込んでもらう場合は、特定商取引法に基づく表記も必要です。
また、提供する内容や期間、価格によっては、別のルールが関わる場合もあるため、判断に迷うときは公式情報や専門家に確認してください。
個別サポートでやりがちな7つの失敗
- 提供範囲を決めずに始める:対応が際限なく広がり、時間が足りなくなります。
- 終わりの期間を決めない:受講者も販売者も、どこまで続くのかが分からなくなります。
- 結果を約束する:受講者の状況や実践量によって結果は変わるため、約束はできません。
- 全員に同じ説明を面談で繰り返す:共通部分は教材に任せ、面談は判断に使います。
- 対応できる人数を超えて募集する:一人ひとりへの支援の質が下がります。
- 合わない人にも案内する:購入後の「思っていたのと違う」につながります。
- 受講者の声を次に活かさない:質問や感想は、サポートと教材を良くする一番の材料です。
個別サポートの作り方に関するよくある質問
実績が少なくても個別サポートを提供できますか?
自分が実際に経験し、支援できる範囲であれば提供できます。範囲を小さく絞り、少人数から始めてください。経験していないことまで引き受けないことが大切です。
面談は何回くらいが適切ですか?
決まった回数はありません。ゴールと期間から逆算し、進み具合を確認するのに必要な回数を決めます。少人数で試しながら、実際に必要な回数に調整してください。
チャットでの質問は無制限にしてもいいですか?
無制限にすると、対応が追いつかなくなるおそれがあります。質問の範囲や返信の目安を決めておく方が、受講者にとっても安心して使えるサポートになります。
サポート期間が終わったあとはどうすればいいですか?
最終面談で振り返りを行い、終了後に一人で進めるための計画を一緒に決めます。継続を希望する人向けに、別の形のサポートを用意する方法もあります。
教材とセットにした方がいいですか?
セットにすると、共通する説明を教材に任せ、面談を一人ひとりの判断に使えるため、支援の質を上げやすくなります。最初は教材なしで始め、よく説明する内容を少しずつ教材にしていく方法もあります。
個別サポートの募集はどのくらいの人数から始めればいいですか?
最初は数名から始めるのがおすすめです。少人数で試すことで、必要な面談の回数や、よく届く質問が分かり、サポートの内容を整えやすくなります。
まとめ|個別サポートは、範囲を決めてこそ深く支援できる
個別サポートは、教材だけでは進みにくい人に向けて、一人ひとりの状況に合わせた判断と助言を届ける商品です。
だからこそ、ゴール、期間、提供範囲を先に決め、自分が責任を持って続けられる形にすることが大切です。
- 読者が一人では越えられない壁を確かめる
- サポートのゴールを一文にする
- 期間、面談、質問対応、添削、人数の上限を決める
- 少人数で試す
- 共通する部分を教材やテンプレートにする
まずは、読者から届いた質問の中で、「一人では判断できない」と感じている部分を書き出してみてください。
そこが、個別サポートで一番支えるべきテーマになります。
約束した範囲を、深く丁寧に支えるサポートへ。
深く支援できる商品を作りたい人へ
教材だけでは実践が進まない読者を、個別に支えたい。
発信から商品、サポートまでを一本の流れとして整理したい。
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