- 書いた記事が、検索からほとんど読まれていない
- 新しい記事を書き続けるべきか、古い記事を直すべきか迷う
- どの記事の、どこを直せばいいのか分からない
- 似たテーマの記事が増えて、整理できていない
ブログは、記事を公開して終わりではありません。
公開したあとに、読者の反応や検索の数字を見ながら直していくことで、少しずつ読まれる記事に育っていきます。
このブログでも、記事が増えるにつれて、似たテーマの記事が重なることがありました。
そのたびに、記事ごとの役割を分けたり、一つにまとめたりしながら見直しています。新しい記事を書くことと同じくらい、今ある記事を育てることが大切だと感じています。
この記事の結論リライトとは、公開済みの記事を、読者の疑問により正確に答えられるように見直すことです。やみくもに書き直すのではなく、サーチコンソールなどの数字から直す記事と場所を決め、タイトル、導入、足りない疑問、古い情報、体験の追加などを一つずつ見直していきます。
- リライトと新しい記事を書くことの違い
- リライトすべき記事の見つけ方
- サーチコンソールで見る4つの数字
- 記事を見直す7つのポイント
- リライトの5ステップ
- 似たテーマの記事をまとめる判断と注意点
リライトとは?新しい記事を書くこととの違い
リライトとは、すでに公開している記事を見直し、内容やタイトルを改善することです。
| 比較項目 | 新しい記事を書く | リライトする |
|---|---|---|
| 目的 | まだ扱っていない悩みに答える | すでにある記事を、もっと読者の役に立つ形にする |
| 判断の材料 | キーワードと読者の悩み | 公開後の数字と、読者の反応 |
| 向いている時期 | 扱うテーマがまだ少ないとき | 記事がある程度たまってきたとき |
どちらか一方だけが正しいわけではありません。
記事が増えてきたら、新しい記事を書く時間と、リライトする時間の両方を確保するのがおすすめです。
リライトすべき記事の見つけ方
すべての記事を一度に直す必要はありません。
記事の状態によって、直すべき場所が変わります。
| 記事の状態 | 主に直すところ |
|---|---|
| 検索結果に表示されているのに、クリックされない | タイトル、検索結果に表示される説明文 |
| クリックされるのに、すぐ読むのをやめられる | 導入文、最初に答えを示しているか |
| もう少しで上位に入りそうな順位にいる | 足りない疑問への答え、具体例、体験の追加 |
| 公開から時間がたち、情報が古くなっている | 数字、サービスの情報、手順の更新 |
| 似たテーマの記事がほかにもある | 記事の役割を分ける、または一つにまとめる |
最初は、「検索結果に表示されているのに、クリックされない記事」から直すのがおすすめです。
タイトルの見直しは短時間ででき、効果も確かめやすいからです。
サーチコンソールで見る4つの数字
Googleサーチコンソールを使うと、自分の記事が検索でどう表示されているかを確認できます。
| 数字 | 分かること |
|---|---|
| 表示回数 | 検索結果に、記事がどのくらい表示されたか |
| クリック数 | 検索結果から、実際に記事が開かれた回数 |
| クリック率 | 表示されたうち、どのくらいの割合でクリックされたか |
| 平均掲載順位 | 検索結果の、おおよそ何番目に表示されているか |
また、記事ごとに「どんな言葉で検索されて表示されたか」も確認できます。
狙っていたキーワードとは違う言葉で表示されていることも多く、それがリライトの大きなヒントになります。
記事を見直す7つのポイント
- タイトル:実際に検索されている言葉が入っているか。読むと何が分かるかが伝わるか。
- 導入文:最初の数行で、誰向けの記事か、答えは何かが分かるか。
- 検索された意図との一致:検索した人が知りたいことに、記事が答えているか。
- 足りない疑問:検索された言葉や読者の質問の中に、まだ答えていないものはないか。
- 情報の古さ:数字、サービスの内容、手順などが、今の情報と合っているか。
- 自分の体験:一般論だけで終わらず、自分の経験や具体例が入っているか。
- 内部リンク:関連する記事や、次に読んでほしい記事へつながっているか。
リライトの5ステップ
直す記事を一つ選ぶ
サーチコンソールの数字を見て、「表示はされているのにクリックが少ない記事」や「もう少しで上位に入りそうな記事」から一つ選びます。
実際に検索して、上位の記事と比べる
狙っているキーワードで検索し、上位の記事が何に答えているかを確かめます。
自分の記事に足りない疑問や、反対に余計な部分がないかを見ます。
直す場所を決めて、書き直す
7つのポイントのうち、どこを直すかを決めて書き直します。
上位の記事の内容をまねるのではなく、自分の体験や具体例で答えることが大切です。
直した日と内容を記録する
いつ、どの記事の、どこを直したかを記録しておきます。
記録がないと、数字が変わったときに何が効いたのかが分かりません。
しばらく待ってから、数字を比べる
検索の順位やクリックは、直してすぐには変わらないこともあります。
しばらく期間を置いてから、直す前と後で同じ長さの期間の数字を比べます。
似たテーマの記事は、役割を分けるか、まとめる
記事が増えてくると、同じような内容の記事が複数できてしまうことがあります。
同じ検索意図の記事が複数あると、検索エンジンがどちらを表示すればいいか判断しにくくなり、評価が分かれてしまうことがあります。
| 状態 | 対応 |
|---|---|
| 中心のテーマも、答えている悩みも同じ | 内容を一つの記事にまとめる |
| テーマは近いが、読者の段階が違う | それぞれの役割を分け、お互いにリンクする |
| 一部の章だけが重なっている | 片方の章を短くし、詳しい記事へリンクする |
記事ごとに狙うキーワードを一覧にしておくと、重なりに早く気づけます。
記事とキーワードの管理方法キーワード選定のやり方|個人ブログ初心者が読者の悩みから決める5ステップリライトでやってはいけないこと
- 記事のURL(スラッグ)を、理由なく変えない
- 読まれている記事を、一度に大きく変えすぎない
- 上位の記事の文章を、そのまままねない
- 文字数を増やすためだけに、同じ内容を繰り返さない
- 直したら、すぐに結果が出ると考えない
URLを変えると、それまでの評価や、ほかの記事からのリンクが切れてしまうことがあります。
どうしても変える場合は、古いURLから新しいURLへ転送する設定が必要です。
リライトでやりがちな6つの失敗
- 数字を見ずに直す記事を選ぶ:直しても効果が出にくい記事に、時間を使ってしまいます。
- 全部の記事を一度に直そうとする:どれも中途半端になります。一つずつ進めます。
- 直した記録を残さない:何が効いたのか分かりません。
- すぐに結果を判断する:しばらく期間を置いてから比べます。
- 一般論を足すだけで終わる:自分の体験や具体例を加えることで、ほかの記事との違いが出ます。
- 似た記事を放置する:役割を分けるか、まとめるかを決めます。
ブログのリライトに関するよくある質問
記事を公開してから、どのくらいでリライトすればいいですか?
決まった期間はありませんが、公開してすぐは検索の数字が安定しません。ある程度の期間がたち、表示回数やクリック数が見えてきてから判断するのがおすすめです。
新しい記事とリライト、どちらを優先すべきですか?
記事が少ないうちは、新しい記事を書くことを優先します。記事がたまってきたら、数字を見ながら、新しい記事とリライトの両方の時間を確保してください。
リライトしたら、更新日を変えた方がいいですか?
内容を大きく見直したときは、更新日を表示すると、読者に新しい情報だと伝わります。誤字の修正など小さな変更だけなら、無理に変える必要はありません。
リライトで順位が下がることはありますか?
あります。読まれている記事を大きく変えすぎると、それまでの評価が変わることがあります。直した内容と日付を記録し、変化を見ながら一部分ずつ見直してください。
サーチコンソールを使っていません。どうすればいいですか?
Googleサーチコンソールは無料で使えます。自分のブログを登録すると、記事ごとの表示回数や検索された言葉を確認できるようになります。まずは登録から始めてください。
AIを使ってリライトしてもいいですか?
足りない疑問を洗い出したり、分かりにくい部分を指摘してもらったりする使い方は便利です。ただし、自分の体験や判断を加え、事実を確かめたうえで公開してください。
まとめ|記事は、公開してからが育てどき
ブログの記事は、公開して終わりではありません。
数字と読者の反応を見ながら直していくことで、少しずつ読まれる記事に育っていきます。
- 数字を見て、直す記事を一つ選ぶ
- 実際に検索して、上位の記事と比べる
- 7つのポイントから直す場所を決めて、書き直す
- 直した日と内容を記録する
- しばらく待ってから、数字を比べる
まずは、サーチコンソールで「表示はされているのに、クリックが少ない記事」を一つ探して、タイトルを見直してみてください。
それが、記事を育てる最初の一歩になります。
今ある記事を育てることが、ブログを強くします。
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