- 売上だけを見て、売れた・売れなかったで一喜一憂している
- 商品が売れないとき、どこを直せばいいか分からない
- とりあえず投稿の数を増やして、ごまかしている
- 数字を見るのが苦手で、何を記録すればいいか分からない
商品が売れないと、多くの人は「もっと発信しよう」「もっと良い商品にしよう」と考えます。
でも、本当の原因が発信の量ではなく、登録のあとや販売ページにあるとしたら、どれだけ投稿を増やしても売上は変わりません。
僕も以前、反応が落ちると投稿の数を増やすことで対応していました。
今振り返ると、どこで人が止まっているのかを確かめないまま、手当たり次第に頑張っていたんです。
この記事の結論コンテンツ販売の売上は、「見てもらう人数 × 登録する割合 × 購入する割合 × 商品の価格」に分けて考えられます。売上だけを見るのではなく、この流れのどこで人が止まっているかを数字で見つけ、その一か所だけを直していくと、改善の方向に迷わなくなります。
- 売上を分解して考える方法
- 段階ごとに見るべき数字
- 止まっている場所ごとの直し方
- 数字を見るときの4つのコツ
- そのまま使える記録表の例
- 数字を改善に使う5ステップ
売上は4つの数字に分けて考える
コンテンツ販売の売上は、次のように分けて考えられます。
計算の例(数字は考え方を説明するための仮のものです)
発信を見てくれた人が1,000人
そのうちLINEに登録した人が3%で、30人
そのうち商品を買った人が10%で、3人
商品の価格が1万円なら、売上は3万円
この形にすると、売上を増やす方法が一つではないことが分かります。
見てもらう人数を増やす、登録する割合を上げる、購入する割合を上げる。どこを直すかによって、やることがまったく変わるのです。
段階ごとに見るべき数字
| 段階 | 確認する数字の例 | 分かること |
|---|---|---|
| 知ってもらう | 投稿の表示回数、動画の再生回数、記事の閲覧数 | 届けたい人に、発信が届いているか |
| 興味を持ってもらう | プロフィールの閲覧、リンクのクリック | もっと知りたいと思ってもらえているか |
| 登録してもらう | LINEやメルマガの登録数 | 無料特典や案内が、読者の悩みと合っているか |
| 理解してもらう | 配信の開封、動画の視聴、返信や質問 | 登録後の配信が、読まれて理解されているか |
| 購入してもらう | 販売ページの閲覧、購入数 | 商品の説明で、判断に必要な情報が伝わっているか |
| 続けてもらう | 購入後の質問、感想、継続や解約 | 買う前の説明と、実際の商品にずれがないか |
最初からすべてを細かく見る必要はありません。
まずは「見てもらう人数」「登録数」「販売ページの閲覧」「購入数」の4つだけを記録するところから始めてください。
止まっている場所ごとの直し方
| 起きていること | 見直すところ |
|---|---|
| そもそも見てもらえていない | 発信のテーマ、タイトル、投稿の冒頭 |
| 見てもらえるが、登録されない | 無料特典の内容、プロフィールや固定投稿での案内 |
| 登録されるが、配信が読まれない | 配信の件名や冒頭、送る順番 |
| 販売ページが見られない | 商品を案内するまでの説明、商品の必要性の伝え方 |
| 販売ページは見られるが、買われない | 対象者、内容、価格、注意点、よくある質問 |
たとえば、販売ページは多くの人に見られているのに買われないなら、発信を増やしても意味がありません。
直すべきなのは、販売ページの説明です。
数字を見るときの4つのコツ
- 一度に一つだけ変える:タイトルと特典と価格を同時に変えると、何が効いたのか分かりません。
- 少ない数で判断しすぎない:見てくれた人が数十人のうちは、数字が大きく揺れます。一回の結果だけで決めず、しばらく続けて見ます。
- 同じ期間で比べる:「先週と今週」のように、同じ長さの期間で比べると変化が分かりやすくなります。
- 数字と一緒に、読者の声を見る:数字は「どこで止まったか」を教えてくれますが、「なぜ止まったか」は質問や感想から分かります。
開封やクリックの数字は、計測の仕組みや利用環境によって、正確に分からないこともあります。数字はあくまで手がかりとして使い、読者から届いた質問や相談の内容とあわせて判断してください。
そのまま使える記録表の例
| 週 | 見てもらう人数 | 登録数 | 販売ページ閲覧 | 購入数 | 変えたこと・気づき |
|---|---|---|---|---|---|
| 1週目 | 〇〇 | 〇〇 | 〇〇 | 〇〇 | 無料特典のタイトルを変更 |
| 2週目 | 〇〇 | 〇〇 | 〇〇 | 〇〇 | 登録が増えた。次は配信の3通目を見直す |
表計算ソフトに、この5つの列を作るだけで十分です。
大切なのは「変えたこと・気づき」の列です。何を変えたら数字がどう動いたかを残しておくと、次の改善に迷わなくなります。
数字を改善に使う5ステップ
販売までの流れを書き出す
発信から、登録、配信、販売ページ、購入まで、自分の販売の流れを一枚の紙に書き出します。
段階ごとの数字を記録する
まずは4つの数字(見てもらう人数、登録数、販売ページの閲覧、購入数)を、週ごとに記録します。
一番大きく減っている場所を見つける
段階ごとの数字を並べ、人が一番大きく減っている場所を探します。そこが、最初に直すべき場所です。
その一か所だけを直す
見つけた場所について、読者の声も参考にしながら、一つだけ変えます。ほかの場所は、そのままにしておきます。
同じ期間で比べて、次を決める
変える前と同じ長さの期間で数字を比べます。良くなったら次の場所へ、変わらなければ同じ場所で別の直し方を試します。
数字の見方でやりがちな6つの失敗
- 売上だけを見る:どこを直せばいいかが分かりません。
- 売れないとすぐ発信を増やす:止まっている場所が別にあれば、効果はありません。
- 一度にいくつも変える:何が効いたのかが分からなくなります。
- 数日で判断する:数が少ない時期は、数字が大きく揺れます。
- 記録をつけない:変える前と後を比べられません。
- 数字だけで決めつける:読者の声を聞かないと、止まった理由が分かりません。
コンテンツ販売の数字に関するよくある質問
数字が苦手でも、記録できますか?
できます。最初は、見てもらう人数、登録数、販売ページの閲覧、購入数の4つを週に一度書き出すだけで十分です。計算は、慣れてからで構いません。
登録率や購入率は、どのくらいあれば良いのですか?
商品の価格、テーマ、発信の媒体によって大きく変わるため、決まった基準はありません。ほかの人の数字と比べるより、先週の自分の数字と比べて、良くなっているかを見てください。
どのくらいの期間で判断すればいいですか?
見てくれる人数が少ないうちは、数日では判断できません。週ごとや月ごとなど、ある程度の期間で比べてください。
まだ商品がありません。数字は見るべきですか?
見ておくのがおすすめです。商品がなくても、見てもらう人数や登録数、届いた質問を記録しておくと、どんな悩みに反応があるかが分かり、商品作りの材料になります。
数字が全部低くて、どこから直せばいいか分かりません
流れの最初、つまり「見てもらう人数」と「登録」から見直すのがおすすめです。入口に人が来なければ、その先の数字も動きません。
数字を見ると落ち込んでしまいます
数字は、自分を評価するためのものではなく、次に直す場所を教えてくれる道具です。数字が低い場所は、伸びしろがある場所だと考えてみてください。
まとめ|売上は、分けて見ると直す場所が見えてくる
売上だけを見ていると、売れないときに何をすればいいか分からず、手当たり次第に頑張ることになります。
売上を段階ごとに分けて見れば、直すべき場所が一つに絞れます。
- 販売までの流れを書き出す
- 見てもらう人数、登録数、販売ページの閲覧、購入数を記録する
- 一番大きく減っている場所を見つける
- その一か所だけを直す
- 同じ期間で比べて、次を決める
まずは今週、4つの数字を表に書き出してみてください。
どこで人が止まっているかが見えるだけで、次にやることがはっきりします。
それだけで、努力の向きが変わります。
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