でも実際に僕が最初にやったのは、教材を作ることでも、販売ページを書くことでもありませんでした。
すでに僕の発信を見てくれていた人へ、アンケートを取ることから始めたんです。
当時の僕は、Xを使ってスマホ一台でアフィリエイトする方法を発信していました。その経験を商品にすれば、きっと必要としてもらえるだろうと思っていました。
ところが、実際に悩みを聞いてみると、求められていたのは単なるアフィリエイトのノウハウではありませんでした。
仕事が終わったあとでは時間がない。毎日大量に投稿し続けるのは難しい。集客できても、その後どうやって収益につなげるのか分からない。
読者が本当に欲しかったのは「アフィリエイトのやり方」ではなく、時間がない状態でも続けられる集客と収益化の仕組みだったんです。
商品作りで失敗しやすいのは、知識が足りないからとは限りません。
作る側が教えたいことと、相手が今すぐ解決したいことがズレたまま、何週間も何か月もかけて商品を完成させてしまうことが原因になる場合があります。
内容そのものが悪くなくても、「今の自分には必要ない」と思われれば選ばれません。
売れる商品を作るために必要なのは、最初から完璧なノウハウを考えることではなく、相手の悩みを先に知ることです。
アンケートと相談を通じて、相手がどこで止まっているのかを確認し、自分の経験で支援できる部分と重ねました。
そのうえで、教材だけでは解決しにくい悩みが多いと分かったため、個別サポートを含む20万円の商品へ設計しました。
高単価の商品を先に作ったのではなく、必要な支援を考えた結果として、商品内容と価格が決まったという順番です。
この記事では、僕が実際に行ったアンケート、商品設計、LINEのステップ配信、個別相談までの流れをもとに、売れる商品を作る前に確認すべきことを解説します。
- 良い商品を作れば売れる、とは限らない
- 月商100万円までに行った流れ
- 最初に行ったのは、集客でも商品作りでもなくアンケートだった
- 商品作りに使えるアンケートの質問例
- アンケートから見えた3つの本当のニーズ
- 売れる商品の種は「自分の経験」と「相手の悩み」が重なる場所にある
- 教材を渡すだけでは、なぜ解決しにくかったのか
- 個別サポートを含めた結果、20万円の商品になった
- 商品を作ったあとに、LINEのステップ配信を設計した
- 個別相談では、最初から売ることを目的にしなかった
- 結果として、20万円の商品が5人に選ばれた
- 商品を作る前に実践したい7ステップ
- まだ見込み客が少ない場合はどうすればいいのか
- 商品作りでよくある失敗
- 売れる商品を作る前のチェックリスト
- コンテンツ販売の商品作りに関するよくある質問
- まとめ|商品は自分の頭の中だけで作らない
良い商品を作れば売れる、とは限らない
商品を作ろうとすると、多くの人は最初に「自分は何を教えられるだろう」と考えます。
自分が得意なこと、過去に成果が出た方法、詳しく説明できるノウハウを洗い出し、それを教材へまとめようとします。
もちろん、自分が経験したことを商品にする考え方は間違っていません。
問題は、相手がその内容を今必要としているか確認しないまま作り始めることです。
- 自分が詳しい内容を詰め込む。
- 教えたい順番で教材を作る。
- 情報量を増やして価値を出そうとする。
- 完成してから購入者を探す。
- 売れないと価格やセールスを疑う。
- 相手が止まっている場所を聞く。
- 必要な変化から内容を逆算する。
- 実践しやすい形式を選ぶ。
- 作る前に需要を確認する。
- 質問や反応を見ながら改善する。
自分が「これは価値がある」と思う内容と、相手が「今すぐ解決したい」と感じる悩みは、必ずしも一致しません。
このズレを確認せずに商品を作ると、何か月もかけて完成させたのに、ほとんど反応されないことが普通に起こります。
月商100万円までに行った流れ
大切なのは、商品、販売ページ、LINEをバラバラに作ったわけではないということです。
アンケートで分かった悩みを起点に、商品内容、伝える順番、相談で確認する内容までつなげていきました。
最初に行ったのは、集客でも商品作りでもなくアンケートだった
当時の僕は、Xを使ったアフィリエイトに取り組んでいました。
自分が実践してきた方法だったので、そのやり方を整理して教えれば商品になると考えていたんです。
ただ、商品を作る前に、発信を見てくれていた人へ悩みを聞いてみました。
すると、アフィリエイトの基本的なやり方を知りたいという声だけではなく、別の悩みが何度も出てきました。
「仕事が終わると疲れていて、投稿する時間が取れない」
「毎日ずっとSNSへ張り付くのは難しい」
「人を集めたあと、どのように収益につなげればいいのか分からない」
この回答を見たとき、僕が売ろうとしていたものと、相手が欲しいものの間にズレがあると気づきました。
相手が求めていたのは、アフィリエイトの知識だけではありません。
時間がない状態でも続けられる集客方法と、集めた人を収益へつなげる一連の流れを知りたかったんです。
商品作りに使えるアンケートの質問例
アンケートでは、いきなり「どんな商品が欲しいですか」と聞くだけでは、具体的な回答が集まりにくい場合があります。
相手自身も、自分にどんな商品が必要なのかを明確に言語化できているとは限らないからです。
そのため、現在の状況、止まっている場所、理想、これまで試したことを順番に聞きます。
- 現在、どのような副業や発信に取り組んでいますか?
- 今、一番困っていることは何ですか?
- どの作業で止まったり、迷ったりすることが多いですか?
- これまでに、どのような方法を試しましたか?
- 試した方法が続かなかった、または結果につながらなかった理由は何だと思いますか?
- 今の悩みが解決したら、どのような状態になりたいですか?
- 教材、個別相談、添削など、どのような支援があれば進めやすいですか?
回答を集めるときは、きれいに整理された言葉だけを見るのではなく、何度も出てくる悩みや感情に注目します。
「時間がない」「一人では判断できない」「今のやり方が合っているか不安」といった言葉が複数の人から出るなら、そこに強い需要がある可能性があります。
アンケートは、相手の言葉をそのまま採用するためではなく、背景にある本当の問題を理解するために使います。
「投稿する時間がない」という回答の裏には、作業量が多すぎる、投稿内容が決まらない、集客後の流れがないなど、別の原因が隠れている場合があります。
アンケートから見えた3つの本当のニーズ
毎日SNSへ張り付くのではなく、作業量を抑えながら継続できる方法が求められていました。
その場限りの投稿ではなく、ツールや導線を使って負担を減らしたいという悩みがありました。
フォロワーやアクセスを増やすだけでなく、その後どのように商品やアフィリエイトへつなげるかが分からない状態でした。
そこで、単に「Xアフィリエイトのやり方」を教える商品ではなく、次の内容まで含めることにしました。
- 発信するジャンルと方向性の決め方。
- 時間がない人でも続けやすい集客方法。
- 自動ツールを使って作業負担を減らす方法。
- 集めた人をアフィリエイトへつなげる導線。
- 今の発信で直すべき場所の個別確認。
- 一人ひとりの状況に合わせた進め方。
自分が教えられることを全部入れたのではなく、相手の悩みを解決するために必要な内容だけを組み合わせたということです。
売れる商品の種は「自分の経験」と「相手の悩み」が重なる場所にある
自分の経験だけで商品を考えると、独りよがりになりやすくなります。
反対に、相手の悩みだけを見て、自分が経験していない内容まで扱うと、責任を持って支援できません。
だからこそ、両方が重なる場所を見つけます。
僕の場合は、Xアフィリエイトを実践してきた経験と、時間がなくても集客から収益化までつなげたいという悩みが重なりました。
この重なりが見えたことで、誰のどんな悩みを解決する商品なのかが、一気に明確になったんです。
教材を渡すだけでは、なぜ解決しにくかったのか
最初は、手順をまとめた教材を渡す形も考えていました。
しかし、アンケートや相談内容を見ていくと、多くの人は情報をまったく知らないわけではありませんでした。
SNSの伸ばし方、アフィリエイトの始め方、ツールの使い方など、基本的な情報は無料でも見つかります。
それでも進めない理由は、知識量ではなく、次のような判断ができないことにありました。
- 自分はどのジャンルで発信すればいいのか。
- 今のプロフィールや投稿内容で合っているのか。
- どのツールを、どの段階で使えばいいのか。
- フォロワーをどこへ誘導すればいいのか。
- どこから先を修正すれば結果につながるのか。
同じ教材を読んでも、現在地が違えば、次にやるべきことも変わります。
必要だったのは、さらに多くの情報ではなく、その人の状況を見ながら「次はここを直しましょう」と整理する支援でした。
個別サポートを含めた結果、20万円の商品になった
20万円という価格を先に決めて、その価格に見合うように内容を増やしたわけではありません。
アンケートや相談を通じて、教材だけでは解決しにくい悩みが多いと分かったため、個別で状況を確認しながら一緒に進める形を選びました。
本人の経験や現在地を確認し、どのジャンルで何を伝えるかを決めます。
投稿数を増やすだけではなく、どこから人を集めるかを状況に合わせて整えます。
集めた人を、どのような順番でアフィリエイトや商品へつなげるかを考えます。
一人で判断できず止まったときに、現状を確認して次の作業を明確にします。
個別対応には、教材を一度作って渡す以上の時間と責任が必要です。
そのため、提供する支援内容や期間を考えた結果、20万円という価格になりました。
商品の価格は、単純な情報量だけでは決まりません。
解決する悩み、提供期間、個別対応に必要な時間、サポート範囲、購入者が得られる変化などを踏まえて決める必要があります。
商品を作ったあとに、LINEのステップ配信を設計した
商品が完成しても、いきなり「20万円の商品があります」と伝えるだけでは、普通は不安になります。
どんな人が販売しているのか。なぜその方法を勧めているのか。本当に自分の悩みに合っているのか。
こうした疑問が残ったままでは、商品内容以前に検討できません。
そこでLINEでは、すぐに購入を迫るのではなく、僕の経験や考え方、悩みを解決するまでの流れを順番に伝えました。
LINEの役割は、商品を無理に欲しくさせることではありません。
相手が今の課題を理解し、自分に必要な支援なのかを判断できる状態を作ることです。
個別相談では、最初から売ることを目的にしなかった
個別相談へ来てもらったあとも、最初から商品の説明を始めたわけではありません。
まず確認したのは、次の3つです。
- 現在、どのような副業や発信をしているのか。
- 今、どの作業や判断で止まっているのか。
- 最終的に、どのような状態を目指しているのか。
実際に話してみると、まだアフィリエイトへ進む段階ではない人もいました。
発信ジャンルや投稿内容を決める方が先の人もいれば、そもそも別の方法が合っていると感じる人もいました。
反対に、今の悩みを一人で抱え続けるより、個別で整理しながら進めた方が早いと思える人もいました。
そうした人にだけ、必要に応じてサポート内容を説明していました。
相手の悩みと商品内容が合っていないのに販売すると、購入者は結果を出しにくくなり、提供する側の負担も大きくなります。
誰に向いていて、誰には向いていないのかを判断することも、販売者の大切な役割です。
結果として、20万円の商品が5人に選ばれた
アンケートで悩みを聞き、自分の経験と重なる部分を商品にする。
教材だけでは進みにくい部分を個別サポートで補い、LINEでは解決までの考え方を順番に伝える。
そして、個別相談では相手の状況を確認し、必要な人にだけ商品を提案しました。
その結果として、20万円の商品を5人に購入いただき、売上は100万円になりました。
少なくとも当時、僕が把握している範囲では、クレームもありませんでした。
もちろん、100万円という数字はうれしかったです。
ただ、それ以上に大きかったのは、商品は自分の頭の中だけで考えるものではなく、相手の悩みを聞きながら一緒に形を見つけていくものだと分かったことでした。
商品を作る前に実践したい7ステップ
-
1
誰の悩みを解決したいか仮に決める
最初から完璧に絞り込まず、過去の自分に近い一人を仮の対象者として設定します。
-
2
アンケートや個別の会話で悩みを聞く
現在地、止まっている場所、理想、これまで試した方法を具体的に確認します。
-
3
繰り返し出てくる言葉をまとめる
複数の人から出た悩み、感情、つまずく作業を分類し、共通点を探します。
-
4
自分の経験で支援できる範囲を決める
実際に経験したこと、結果が出たこと、責任を持って説明できる内容へ絞ります。
-
5
悩みに合った提供形式を選ぶ
教材、テンプレート、個別相談、添削など、解決に必要な形を選びます。
-
6
商品を理解するための導線を作る
発信やLINEを通じて、問題の原因、解決策、商品の役割を順番に伝えます。
-
7
必要な人だけに提案し、反応から改善する
全員へ売ろうとせず、購入前後の質問や感想を次の商品改善へ反映します。
まだ見込み客が少ない場合はどうすればいいのか
「アンケートを取りたいけれど、まだフォロワーやLINE登録者がほとんどいない」という人もいると思います。
その場合、大人数から回答を集める必要はありません。
まずは、過去の自分と似た悩みを持つ3人から5人へ話を聞くだけでも、商品設計の材料になります。
- SNSで同じ悩みを発信している人へ質問する。
- 無料相談や短いヒアリングを募集する。
- 過去に届いたコメントや質問を見返す。
- 競合商品のレビューから不満や要望を整理する。
- 自分が以前検索していた言葉を書き出す。
- 身近な人の中に対象者がいれば話を聞く。
最初から統計的に正確な調査を行うというより、自分の思い込みだけで商品を作らないための確認として始めてください。
商品作りでよくある失敗
自分の得意分野だけで考えると、相手が今求めていることとズレる可能性があります。
相手自身も必要な商品を言語化できない場合があるため、現在地やつまずいた経験まで聞きます。
個別の要望だけではなく、複数の人に共通している悩みかどうかを確認してください。
内容が多すぎると実践できなくなります。解決に必要な順番と支援へ絞ることが重要です。
高く売るために特典を増やすのではなく、必要な支援内容から価格を考えます。
少人数へ説明し、質問や反応を確認しながら作った方が、ニーズとのズレを早く修正できます。
相手の悩みと商品内容が合わない場合は、販売しない判断も必要です。
売れる商品を作る前のチェックリスト
- 誰向けの商品か一文で説明できるか。
- 対象者へ実際に悩みを聞いたか。
- 相手が使っている言葉を記録したか。
- 何度も出てくる共通の悩みがあるか。
- 表面的な要望だけでなく、止まる原因まで確認したか。
- 自分が実際に経験した内容と重なっているか。
- 責任を持って支援できる範囲か。
- 商品を使った後の変化が具体的か。
- 教材だけで解決できる悩みか確認したか。
- 個別支援や添削が必要か考えたか。
- 提供内容と価格の根拠を説明できるか。
- 誰に向いていない商品か明確か。
- 販売前に少人数へ説明したか。
- 購入前の不安を把握しているか。
- 商品へつながる発信やLINE導線があるか。
- 相談で相手の状況を確認する準備があるか。
- 販売後の質問や感想を改善へ使えるか。
コンテンツ販売の商品作りに関するよくある質問
必要な人数に一律の正解はありません。
最初は3人から5人でも、具体的な会話から共通の悩みを見つけられます。回答数だけでなく、なぜ困っているのかを深く聞くことが大切です。
作れます。
過去の相談、SNSのコメント、個別ヒアリングなどから悩みを集めてください。大勢へ売る前に、少人数へ小さく提供して改善する方法もあります。
必ず売れるとは限りません。
興味があることと、お金を払って解決したいことは別だからです。悩みの深さ、緊急性、既に試した方法、理想の状態まで確認する必要があります。
サポートを付けるだけで高単価にしていいわけではありません。
解決する悩み、提供期間、必要な工数、支援範囲、購入者が得られる変化を踏まえて価格を考えてください。
悩みの性質によって変わります。
同じ手順で解決できる問題は教材に向いています。一人ひとり現在地が違い、判断や添削が必要な問題は、個別相談やサポートが適しています。
基本的には、商品で解決する悩みや提供内容を明確にしてからLINEを設計した方が、伝える順番を考えやすくなります。
ただし、先に読者と関係を作り、相談内容を商品設計へ反映する方法もあります。
最初から販売することを目的にせず、相手の現状、悩み、理想を確認してください。
商品が役立つ場合に内容を説明し、合わない場合は無理に提案しないという基準を持つと、押し売りになりにくくなります。
まとめ|商品は自分の頭の中だけで作らない
僕が売上100万円を達成する前に行ったのは、最初から高額商品を作ることではありませんでした。
まず発信を見てくれていた人へアンケートを取り、今どこで止まっているのかを確認しました。
そこで見えたのが、時間がない、毎日投稿を続けられない、集客から収益化までの流れが分からないという悩みです。
その悩みと、自分がXアフィリエイトや集客導線を実践してきた経験が重なる部分を商品にしました。
さらに、教材だけでは一人ひとりの状況へ対応しにくいと分かったため、個別サポートを含む商品にしました。
LINEでは、いきなり商品を提案するのではなく、僕の失敗、作業型の限界、集客から収益化までの考え方を順番に伝えました。
個別相談では、相手の現在地と悩みを聞き、本当にサポートが必要な人にだけ内容を説明しました。
- 過去の自分に近い対象者を仮に決める。
- アンケートや会話で現在の悩みを聞く。
- 繰り返し出てくる言葉と問題をまとめる。
- 自分の経験で支援できる範囲を決める。
- 教材・相談・添削など、必要な提供形式を選ぶ。
- 発信やLINEで、問題から解決までの流れを伝える。
- 必要な人へ提案し、反応をもとに改善する。
商品作りとは、誰も知らない新しいノウハウを思いつくことではありません。
相手が今困っていることを知り、自分が通ってきた経験の中から、その人の時間や失敗を減らせる部分を取り出して、実践しやすい形にすることです。
自分が売りたいものを先に完成させるのではなく、誰のどんな悩みを解決するのかを先に確認する。
この順番に変えるだけでも、商品内容、価格、発信、LINE、相談で伝えることが一本につながりやすくなります。
売れる商品は、机の上で一人きりで考え抜いた先にあるのではなく、目の前にいる人の悩みを丁寧に聞いた先にあります。

